櫟山螢雪研究所櫟山螢雪研究所
 |
 |
Letter to Students Ⅲ サクランボについて ① T1強調による形態イメージで種子と維管束の破片が 強調されたこと ② T2強調による形態イメージでは中果皮（果肉）のみが 強調されたこと ③ 数枚の連続的にTRを変えたT1強調イメージ、および、TE を変えたT2強調イメージをもとにpixel毎にT1値およびT2値 を計算してパラメーターイメージを作ることができること ④ 果実の３ＤデーターをもとにM IP（最大強度シグナル投影） イメージを作ると複雑な維管束のアーキテクチャーを描写 できること ⑤ 維管束は、中央の果柄から外果皮の皮層附近に向かい 交叉しながら広がり果萼で集結し、運動性の高い水を多量 に含有する果肉の強度を保っているように見えること を示した。 ３D測定データーを基にM IPによって維管束を描写する 手法は、植物果実研究では多くの新しい知見をもたらす。 〔研究員〕 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
参考文献：
Koizumi et al., (2008) A dedicated MRI for food science and agriculture. Food Sci.Technol. Res.14:74-82. |
|
  |