櫟山螢雪研究所櫟山螢雪研究所
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Letter to Students ⅩⅠ ペコロスについて ① 秋に測定したペコロスは、年明けには芽がでたこと それに伴って芽が生長し、鱗葉の組織が変形したこと ② 出芽前のT1強調イメージでは芽が著しく強調され、T2強調 イメージでは鱗葉の中央部分と短縮茎の一部が強調され ること、すなわち、芽の水の運動性は低く、鱗葉の水は高 いこと ③ 出芽後のT1強調イメージでは生長した芽、および、根が 強調され、T2強調イメージでは、鱗葉の強調される部分が 著しく薄くなること ④T1値イメージにおいて、出芽前は芽が小さく鱗葉はタイトで あったのに、出芽後は芽が大きく、鱗葉が萎縮し、維管束 が太くなったこと ⑤ この生理的変化はM IPイメージに明瞭に表現されること を示した。 出芽によって起こる鱗茎の各組織の生理的変化を、細胞の水 の緩和時間の変化を通して捉えることができる。 〔研究員〕 |
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参考文献：
小泉他 (2007) 日本植物学会第71回大会 |
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